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兵庫県唯一遊べるレンタルスペース

自主製作映画は大変

自主製作映画撮影でのご利用

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本日は先日12月4日にスペースをご利用されたお客様について書かせていただきます

今回ご利用されたお客様はとってもいいお客様でした 8名でのご利用で約11時間

自主製作映画のロケ地としてご利用頂きました

朝8時前に現地入り

高そうな機材がたくさんありました

その後ずっとロケを行い 夜19時くらいまで撮影されました

自主製作映画って大変

今回私なりに自主製作映画について調べてみました

映画制作の手順

まず、商業映画や自主制作映画に関わらず、映画制作の手順を紹介していきます。

企画(ディベロップメント)

映画制作の第一歩は企画/構成を考えるところからです。映画のテーマ、アイディア、タイトル、ストーリー、キャスティング、予算の調達、撮影スケジュール、上映方法など、映画を制作しヒットさせるまでの道のりを企画します。これらは基本的にプロデューサーに一任される役割ですが、制作現場においては監督が最高リーダーであるため、ある程度監督にも権限が任せられています。

シナリオ・絵コンテ

映画のテーマやコンセプトが固まったら、シナリオ作成に移ります。内容が面白いのはもちろんのこと、一つのシーンを長回しし続けると、観てる側が飽きてしまうため、テンポの良い場面展開を念頭にシナリオ作成に打ち込むのも一つの手です。また、シナリオが完成したら、それを実際に映像化するための絵コンテを作成します。邦画の長編映画の場合、だいたい600〜700ほどのカット数があるため、その分の絵コンテが必要となってきます。

準備(プリプロダクション

映画はたくさんのスタッフの協力のもと作られています。予算やスケジュールを管轄するプロデューサーや現場のトップである監督などの制作チームに加え、衣装・大道具・小道具・メイクなどの美術チーム、カメラ・照明・音声・編集などの技術チームが集って制作されます。それぞれのスタッフが話し合い、打ち合わせやロケハンなど十分な準備を行う必要があります。その間、キャストは顔合わせや本読みを行い、スタッフ同様、撮影に向けた準備を同時進行で行います。

撮影(シューティング)

全スタッフ・キャストが集結し、いよいよ撮影です。一般的な邦画の場合、100分ものでだいたい600〜700カットあると言われており、ハリウッド映画ともなれば3,000以上のカット数があります。自主映画の場合だと比較的スケジュールに余裕がありますが、人気タレントを起用した商業映画だと、詰め詰めのスケジュールの中撮影が行われることがほとんどだそうです。

編集(ポストプロダクション)

撮影が全て完了したら、あとはそれを作品として完成させるための編集作業です。主に撮影現場で撮った出演者の声とBGM/効果音を重ねる音響効果、膨大な量のカットを一つにつなぎ合わせていく視覚効果の2種類の編集が行われます。

上映

最後に、編集を終え完成した映画の上映です。ミニシアター・名画座などで披露したり、配給会社を通じて全国映画館で公開したりします。また、劇場での上映に加え、映画祭やコンペへの出品も行います。

映画制作にかかる費用

つぎに、映画を制作する際にかかる費用について説明します。

機材費

撮影を行うために必要なカメラや音響、照明などの機材にかかる費用です。ツテがなく一から始める場合、全てを準備しなければならないため、その分機材をレンタルする費用も多くなってきますが、日本映画大学日本大学芸術学部など、本格的な映画制作に取り組んでいる学生が映画を作る場合、大学側や自治組織などによって機材の貸し出しが無料で行われることもあるようです。

ロケ費

屋外スペースや屋内スタジオなど、撮影を行う場所にかけられる費用も必要です。道路での撮影を行う場合、所轄の警察署に道路使用許可申請・道路使用料金の支払いが必要となります。また、スタジオや施設なども同様に、使用許可願いを提出しなければ貸してくれないため、申請の承認などを考慮して余裕を持ったスケジュールを立てましょう。

衣装費

自主映画の場合だと、役者の私物を使用するケースが多いですが、一般的な映画であれば、衣装・デザイン担当がつき、題材によっては数百万円単位のお金がかけられることもあります。

美術費

大道具、小道具、メイク、電飾、フリップなどの撮影中に使われるものと、CGや模式図など編集中に挿し込まれるものの2種類があります。

人件費

映画に出演するキャスト、映画を作るスタッフ、協力してくれる地域の方々など、とにかく映画を制作する際にかかる人件費は膨大なものです。また、撮影現場での食費や、現場までの交通費、遠方での撮影であれば宿泊費なども加算されてきます。メインキャストだけでなく、たとえばエキストラを100人出演させるといった場合、100人分の出演料・食費・交通費が加わってくるため、はなから低予算での制作となればあまり人件費をかけられません。

保険費

映画撮影に関係するフィルム保険費や、撮影中の事故などを考慮した傷害保険などです。

納品費

最後に、映画を納品する際に必要となる納品費がかけられます。パッケージ化されたDCP(デジタルシネマパッケージ)を、HDD(ハードディスクドライブ)などに格納化して、劇場に納品する作業です。映画館上映ではなく、WEB動画で配信する場合は”コーディング費”が発生し、動画を手元に残すのであれば、DVDなどの”メディア費”がかかります。

さらに、テレビCMのような大規模なものになると、”プリント費”と呼ばれるコストが発生し、また、完成した動画をアーカイブとして残す場合には、”管理費”が別途で必要となります。

予算の調達手段

では、そうした制作過程を経て作られる映画に必要な予算は、どのような手段を持って調達されるのでしょうか。

自己資金

自主制作映画と言うだけあって、制作予算を自己資金に頼るといった方も多いようです。特にツテがない状態で自主映画を作っている人であれば、100%自己資金で制作しなければならないため、映画作り以外の時間は全てアルバイトに当てているという方もいます。

助成金補助金

文化庁による文化芸術振興費補助金および日本芸術文化振興会など、映画制作に対する支援制度があらゆる場所で行われています。劇映画・記録映画及びアニメーション映画等の日本映画への支援、そして、映画による国際文化交流を目指した国際共同製作映画への支援を実施中です。

スポンサーシップ

プライベートフィルムではなく、劇場を抑えて上映する場合、セールスポイントとして活用すればスポンサーをつけることも難しくはありません。エンドロールの協力企業に名前を出すことはもちろん、作中にスポンサーとなる企業/お店を登場させるシーンがあるなど、何かしらの諸条件は必要となってきますが、映画の評価・スポンサーの認知度がともにアップする相乗効果も期待できます。

クラウドファンディング

近年、クラウドファンディングを活用した映画制作事例は増えています。学生の自主制作映画のみならず、有名俳優を起用した商業映画でも活用されているようです。特にMotionGalleryやCAMPFIRE、Makuakeなど、国内で人気の高いクラウドファンディングサイトでも映画にまつわるプロジェクトは多く実施されています。

大分大変ですよね 是非今回のお客様も頑張っていただきたいです